Jeune Marie'e

土曜日の朝、久しぶりに晴れました。

我が家のアトリエは清々しいバラの香りに包まれていました。

心配していた暑さもしばらくおさまり、気持ちのよい一日のスタートです。

 

  

花嫁さんの希望のお花「ユーチャリスリリー」

気高い香りと気品あふれるこの花はウエディングブーケの定番であり人気の花です。

凛としたその姿からは想像できないほど繊細で扱いには慎重に慎重を重ねます。

一番のピーク時の美しい輪だけを丁寧にワイヤリングしてブーケに使い、

残りのつぼみやピークを一瞬でも過ぎた花は フラワーガールのお花になります。

 

 

今回も長野のバラ園さんからブライダル用の素晴らしいバラを600本、

ふんだんに使えるように、この日に合わせて送っていただきました。

お式のブーケと会場装花、披露宴のブーケと会場装花、そして下はブーケトス用のブーケ。

一日まるまる、花嫁さんのために幸せなお仕事をまかせていただきました。

 

 

アトリエは深夜までお弟子さんたちが作りこんだテーブルフラワーが溢れました。

高砂のメインテーブルのアレンジは去りゆく夏と実りの秋をあわせた、

グリーンの洋梨やぶどうやリンゴとバラの実のキャンドルアレンジにしてみました。

以下は試作品、何度も打ち合わせを重ねました。

これらのプリザーブドフラワーはドアノブホルダーになり、引き出物になりました。

本当にかわいい、幸せあふれるお二人の若い旅立ちに祈りとともに

ご一緒にお花で祝福させていただけましたことを心より感謝申し上げます。

末永く末永く、お幸せに。