4月12日13日14日と深草アキさんによる秦琴コンサートがありました。
中野山田屋さんのシルクラブにて舞台装花をさせていただきました。
花かげ月と銘打ったコンサートの舞台に八重桜、小手毬、牡丹を大胆にいけさせていただきました。
舞台の花だけではなく、東日本大震災のつなみで流された呉服屋さんがボロボロになった
反物を集めて50×50のサイズに切り一枚一枚それぞれに思いをこめて縫いつくった作品を
繋げてつくるアート作品(先日はサントリーホールにも飾られました)
(できることをできるだけプロジェクト→MUSIC ART & CHIKUCHIKU LOVE)
と、いけばなのコラボレーションを正面玄関にさせていただきました。
初めて針を持つ幼い子からプロの手芸家まで、震災被害の方々に思いを寄せて作った作品です。
50×50のタペストリーは会場の色々なところに飾られ、優しさと華やぎをあたえてくれていました。
心のこもった作品のじゃまにならず、さらに映えるように、低く低く小手毬をいけました。
桜のパッチワークがあったので、少しだけ桜の色をいれました。
小手毬の白さが和の舞台や桜の色をさらにひきたてました。
舞台の照明係の方と入念に花のどこに光をあてるか、花の影をどういかすか、
など、花にスポットをあててさらに魅力を引き出すおもしろさと難しさの勉強もさせていただきました。
初日、舞台全体の様子です。
蕾が多かったですが少しづつほころび、日に日に素晴らしい表情をみせてくれて、
最終日には満開になり、散りゆく前の最高の姿をみせてくれました。花たちに心から感謝します。

アキさんのリハーサル風景。→深草アキ
秦琴の音色も素晴らしかったけれど、アキさんの歌声にはさらにしびれました。。
こちらが秦琴、1500年以上も昔の中国の楽器とのことでした。
山田屋さんのお庭と邸宅。こちらを見るだけでも価値有りでした。
中野山田屋シルクラブ→☆
お庭の椿も素晴らしく、つつじもなにも手入れが行き届き感動。
玄関でお出迎えしてくれる、ねこたん。こちらも素敵なほりものでした。
5月11日土曜日には武蔵野公会堂にて中和田典子さんのソプラノリサイタルの舞台花をします。
歌に生き 愛に生きた 素敵な歌声をぜひ、聞きにいらしてください♪
5月14日火曜日15日水曜日は、震災支援のバラの会を予定しております。
今回一緒にコラボレーションをしてくださったプロジェクトも企画しております。
お友達を誘って、いらしてくださいね♪